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昨夜、夫の友人たちに交じって飲みすぎて
夕方まで二日酔いだった。
頭痛いし胃も気持ち悪い。
先日義母へ
「栗ご飯を食べたいそうなので、作ります」
と伝えたものの、やる気が起こらないで寝ていると
先に復活した夫が作り出した。
まずい、これでは
「栗ご飯を食べたいそうなので、作らせます」
になってしまう…。
とりあえず夫が栗の皮をむき
私は渋皮をむいた。
形ばかり手伝って、炊いた。
昨夜ご一緒した夫の友人は
奥さんの妊娠を報告してくれた。
今はつわりがひどくて
実家にて休養中だとのこと。
ご飯の炊ける匂いすらダメだとか。
二日酔いの症状っておそらく
つわりに似ているんではないかと思って
疑似的に妊娠したつもりで一日すごしていたんだけれど
ご飯の炊ける匂いは…心地よかった。
栗ご飯は大変美味しかった。
昨夜、夫は大きなリュックを背負って
剣岳へと旅立った。
学生時代からの登山仲間と、頂をめざすという。
会社帰りに駅へ寄って勇姿を見送ると
少しだけ、
(怪我したらどうしよう、もう会えなかったらどうしよう‥)
という不安で寂しくなった。
何しろ命がけなのだ。少なくとも明治時代(映画の中)では。
現在だって、そびえ立つ崖が丸くなったわけではない。
どこだかのホームページには、
「一般人が登る山で日本一危険‥」とかいう文句があったほど。
たかが登山で寂しくなるのだから、
昔の奥様方が夫を戦地へ送り出した心持ちは…
などと、比べようもないことを思いながら過ごした。
そういえば二晩以上一人で過ごすって
結婚して以来初めて。
当然だけれど、そんなに毎日一緒にいたんだなぁ。
本日二晩目。
映画「剱岳」の新妻(宮崎あおい)のごとく
慎ましく可愛らしく
夫の帰りを待っていたいところだけれど
ちょうどこの期間、私は仕事が忙しい。
夫のことを始終思っているわけにもいかない。
幸い、というべきか。
今頃崖を…?と思わなくていいものね。
明日もお互い、ガンバロウ。