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昨夜、夫は大きなリュックを背負って
剣岳へと旅立った。
学生時代からの登山仲間と、頂をめざすという。
会社帰りに駅へ寄って勇姿を見送ると
少しだけ、
(怪我したらどうしよう、もう会えなかったらどうしよう‥)
という不安で寂しくなった。
何しろ命がけなのだ。少なくとも明治時代(映画の中)では。
現在だって、そびえ立つ崖が丸くなったわけではない。
どこだかのホームページには、
「一般人が登る山で日本一危険‥」とかいう文句があったほど。
たかが登山で寂しくなるのだから、
昔の奥様方が夫を戦地へ送り出した心持ちは…
などと、比べようもないことを思いながら過ごした。
そういえば二晩以上一人で過ごすって
結婚して以来初めて。
当然だけれど、そんなに毎日一緒にいたんだなぁ。
本日二晩目。
映画「剱岳」の新妻(宮崎あおい)のごとく
慎ましく可愛らしく
夫の帰りを待っていたいところだけれど
ちょうどこの期間、私は仕事が忙しい。
夫のことを始終思っているわけにもいかない。
幸い、というべきか。
今頃崖を…?と思わなくていいものね。
明日もお互い、ガンバロウ。
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