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青空の散歩記

   
カテゴリー「仕事」の記事一覧

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四転

美術館で仕事するとかしないとか、の話。

色々あって結局のところ
次の日曜から出勤が決まった。
週1日だけ、都合により派遣社員にて。

時給は耳を疑うほど安いけれども
もはやそこにはこだわらない。

稼ぐ、というよりも
しばらく家事育児生活だった私が
外で働く感覚を取り戻すため。
モチベーションを失わないため。

ニャオ君及び夫、うちの母に
私がいないことに慣れて頂くため。

と、学芸員さんから声を掛けて頂いた
それに応えたいっていう私の意地。


それにしても、
たかが週1、通勤入れて8時間程度
私が子供を置いて出かけるだけで
夫はしぶしぶ、実母はハラハラ。
まったくもう…。

とりあえず4月からは
少しだけ新しい生活、ということで
一歩踏み出す。
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二転三転

前に勤めた美術館から、
バイトに来ないかと誘われたものの
やむなく辞退した昨年、

実は

「週末だけでもぜひ!」と、再度誘われて、
4月から土日だけの気晴らし的な出勤を
させて頂くことになっていたんでした。

が、

今日連絡があって
バイト代の予算がどーしてもつかなんだ、と。


いやはや…

けれどまぁ、ほっとした部分もある。

週末、資格の勉強に励みたい夫に、
たいした収入にならない仕事のために
ニャオ君の世話を頼むのも、
気が引けてはいた。

気が引けてはいたけれど、
チャンスを自分から逃すのがどうしても嫌で
渋る夫と散々揉めた揚句、
後ろめたさを抱えながら
仕事に出る予定だった。

自分から逃すのは悔しくても
相手の都合上であれば
残念、仕方ない で済むから…。


そんなこんなで

春からも、専業主婦を続けるらしい私。
今後の課題は卒乳と歯磨きとおむつ外し。
でも、母さん業にどっぷりはまるより
たまには他所の人から認められたいよなぁ~
…って、贅沢だよなぁ~

失業中

保育園に入れるのは可哀そうだとか
でも、正社員になれるなら致しかたないとか
いや、週末だけなら僕が面倒みてもいいとか

うちのイクメン夫がぶつぶつ言うし
私も悩むけれども

頭の中で考えてたって仕方ないだろ!
と、ハローワークへ。

今は私、
「妊娠・出産のために
失業手当を受給延長中」なので
もう延長しなくていいです、
受給したいんです、
という手続きをした。

ママさんに優しい待遇の会社をみつけ
うまいこと正社員になって
夫の反対を無視して保育園に預ける…ってのは
非現実的かもしれないけれど

夫や実母に週末だけ預けて
ちょこっとでも働くのはあり。

受給延長中は一切働いてはいけないので
これを解除して、頂ける手当はさっさと頂いて
そうしたら、内職でも単発バイトでも探せるし。

とにかく行動あるのみ!


なんでそんなに焦るのかね~
というようなことを夫に言われたけれど

ニャオ君が幼稚園や小学校に行くまで
じっとしていたら(いや、家ではバタバタしてるんだが)
働くモチベーションを保てなくなりそうで。
で、結局いかにも主婦向きのパート仕事になったりして
外見も言動も「パートのおばちゃん」的になったりして
そんな自分になりたいか?
夫はそんな私で構わないのか?

偏見かとは思うけれど
スーパーでレジ打ってるよりも
美術館で学芸員に重宝がられている自分の方が
カッコいいって思っちゃうんだよな~。
(いやホント、レジ係に対する偏見だな。)

仕事する?

以前勤めた美術館に遊びに行って
事務所に寄ってみたら

「春からまたバイトしませんか?
求人する予定だったけれど、あなたが来てくれるならベスト
皆も大歓迎よ!」

という夢のような嬉しい話を
お断りしてしまった。

あぁ~…辛い。

半年程勤めていた際のことを
「あの展覧会図録、あなたが資料まとめてくれたから出来た」
などと、恥ずかしいほど褒めてくれる学芸員女史。

美術館に行く前、8年近く頑張って勤めてた会社を
リストラ同然に辞めることになった屈辱が
傷がずっと残っていることもあって、
私の働きぶりを認めてくれる言葉は
一層心にしみる。泣けるほどに嬉しい。

それでも、断らなければならないなんて
実に辛い。


就職話を夫に相談したところ
色よい返事がもらえなかった。

ネックは「週3」バイトだってこと。
週末の週2程度なら夫や母に預けてもいい、
週5ガッツリ働くならば保育園に入れてもいい、
でも、週3ってのは中途半端で時給も安いだろうし
それで保育園に入れたら保育料と収入に
殆ど差がなくなってしまう。
幼い子を他人に預けてまで働くならば
どうせならフルタイムでやった方がいい…等々。

まぁ、確かにそうです。

裕福なマダムが趣味で働くのとは違うんで
ニャオ君に寂しい思いをさせるくらいなら
その代償として、ガッツリ稼がないといけないわけだ。
しかしまぁ、今すぐ働かねばならぬほど
貧窮してるわけでもないので
今しばらくは育児に専念して
数年後にうちの母が定年退職して
孫の面倒をみられる状況になったら
安心して存分に働け と言うわけだ。

どうなるんだろ、私の職業人生。
惜しいなぁ、美術館。

子供育てながら働き続けるって難しいなぁ
託児所のある企業ってないのかなぁ
と夫がつぶやくので
「大都市の大企業ならば…ねぇ」 と言いつつ
ネット検索していたら

ヤクルトレディ という選択肢があった。
託児所完備ですって
いやぁ、まさかね…。

しごとおさめ

美術展覧会を間近に控えて、
ルノワールだのモネだのセザンヌだのが
館内に運び込まれ飾られていく様子を見た。

こんなに身近に、巨匠の作品を見ることは
今までにもこれからもないだろう。

学芸員たちが丁寧に作品チェックをしている
その様子を遠巻きに見ながら
既に飾られた絵画を一人観賞しているという…。

すごいねぇ、産まれる前から本物見ちゃったねぇ
と、お腹をさすっていると
スーラの点描の前でポコっと反応した。

あぁ、贅沢!!

最近ヒーリング音楽は聞いていない(すでに飽きた)けれど
これは最高の胎教だと思うよ。



最後に素晴らしいご褒美を頂いて、
半年勤めた美術館を昨日退社。
前職と違って、大変清々しい退社だ。

貴重な経験をできた半年、ありがとう。

半年の経験

仕事は、あと一か月ちょっとで終了。

この半年、お腹におチビを抱えて
ちょっぴりつわりに苦しみながらも
続けられて幸いだったと思う。

まず良かったのは
今までと違う会社には違うタイプの人々がいて
仕事の進め具合も雰囲気もけっこう違う、と実感できて
新鮮さや違和感をおぼえたこと。
井の中の蛙が飛び出してみたような。

こういう世界もあったのか、と。


それともうひとつ、
自分の能力を他社の人々から評価して頂いて、
少し自信を持てたのも嬉しかった。

私には明確な得意分野も資格もないし
自分に何ができるのか…と不安だったけれど
これまでに細々と身につけてきた「名もなきこと」が
そこそこ、他社でも歓迎されるとわかった。

例えば
夏祭りの出店看板を業者に頼む際、

「ターポリンにハトメでもいいんですが
こちらの板に出力してUVラミ加工でいかがです?」

って言われて理解できちゃったり…とか。
その看板データ、自分で入稿できたりとか。

まぁ、他にも色々
「実は私、昔やったことあるんで、できますよ。」
ということがあった。



退社して子供を産んで、その先
働きたい気持ちもめんどくさい気持ちも
でも働かなきゃいけない気持ちもある。

キャリア断絶は漠然と不安だけれど
今回の仕事で感じた新鮮さとか
「私、できます」と言える嬉しさは
いつかもう一度、味わってみたいと思う。
 


さくっと

9月末まで働く、と決めた。

理由は「その方が助かるわ」と言われたから。
それなら、そうしますよ。

自分の損得以上に
妊婦が居座っては迷惑では?
本当はさっさと他の人を探したいんでは?
というのが気にかかっていたけれど
「パソコン作業の業務が溜まっているから
やってもらおうと思っている」 とのこと。

仕事内容はどうであれ
自分が役に立っている、と実感して
満足できるならば働く意味はある。
そんなもんだよね。


暇…は少なくなるけれど
つわりがなくなれば
平日の夜も倒れこんで寝てるだけなく
余裕ができると思うし。

実際、急激に悪化した体調が
昨日の午後から復活してきたので
久しぶりにちゃんと調理。ピーマンの肉詰めを作れた。
今朝も風呂から水を汲んで洗濯をする元気があった。
このままつわりも終わり、かな~?


さてさて、
今日の勤務は10時半から7時過ぎまで。
支度しよう。

プロフィール

HN:
性別:
女性
自己紹介:
静岡市出身・在住33歳。
2歳男児の育児メインで
マイペースに暮らしてます。
週1日、美術館で事務。




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