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青空の散歩記

   

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妹たち②

結婚して山梨へ行った妹と、久しぶりに会った。
ショッピングセンターの靴売り場から化粧品売り場に異動して
肌がきれいになったようだ、と思ったけれど
少々悔しいので褒めてやらなかった。

各ブランドから派遣されている販売員のお姉さんから
何かと商品を勧められているらしい。
お姉さんたち怖いし、苦手~と言いながらも
うまいこと付き合っているらしい。

一緒に浅間神社へ行くと、子授け守りを買っていた。
私が京都で子授け守りを買ったのを聞いて、真似したのだ。
まぁ生意気な…と思ったけれど、もう26歳になるのだった。


4つ下の妹。
私の後をくっついて歩いて何でも真似していた
当時のままいつまでも甘えているようで
ふいに、大人びていることに気づく。
私はいつまで、「お姉さん」でいられるだろう。
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沈まぬ太陽

専業主婦っぽいことでもしてみようかと
早々に洗濯をして掃除機をかけて(いつもは気が向いたらやる)
映画館に行ってみた。

見た内容が、「沈まぬ太陽」だけど…。
もっと気楽なもの見ればいいのに、って自分でも思うけれど
重厚感あるの好きですからね。

あまりに長くて、途中で休憩が入る映画って初めて。
エンドロールに出てきたスタッフの多さにもびっくり。
大学の映画論の講義で唯一覚えているのが
「映画に敬意を表してエンドロールも最後まで見ましょう」
ということなので、それ以来最後まで見てるけど。

映画は見て良かったと思う。
でも、視覚的に芸術性を感じるというよりは
ストーリーとか演技的に良かった感じなので
連続ドラマでもっと詳細まで描いても良かったのかも。


腹の中のこと

あらゆるところで、今年の目標・・・という記述を目にする。
見るたびに焦りを感じてしまうけれど
それを感じずにおおらかに過ごすことが私の目標だろう。
仕事も家事も、何をしないにしろするにしろ、
「しなければならない」 という強迫観念はなくすこと。


婦人科の先生によると
私の症状はPCOSというらしい。
普通は毎月一つだけ排卵すべき卵が
私のお腹にはいくつもあって、
あちらもこちらもちょっとずつ育っているから
結局なかなか排卵しないとか。

ひとつに集中できずに色々こなしてみるけれど
どれも実にならない器用貧乏。
その中途半端さが、私らしいよなぁ~ と。。

そんなこと言っている場合じゃないけれど
原因の一つはこれ、とわかっただけでも多少すっきりしている。
説明を受けたうえで促進剤を頂いたので安心。
(前の医者はPCOSを指摘しなかったし、説明がイマイチだった)


年末に会った同級生が、妊娠中だった。
結婚して数年経つから
彼女も医者に通って治療したのかしら と親近感を覚えていたら
「そろそろ作ろうと考えてたら、ほどなく出来た。」 とのこと。
仲間だよね? と歩み寄ったら あなたとは違うわよ!
と一蹴されたようなショックを覚えていた。
内心劇場にて。

それでもまだ私は、他人のおめでたを喜べているからいい。
何もかも悲観的にしか捉えられないようになったら深刻。
このまま、いや、もっとおおらかに過ごしたい。
だからこそ、腹の中に抱え込まずに
平然と語っておく。

 


妹たち①

初めて、夫実家にてお正月を過ごした。

多方面に気を使いながらの滞在、あぁ面倒~ 
と思っていたせいか
出発前日から胃腸の具合が悪く
食べたら吐き気がして、口元にはにきび。
自宅に戻った頃に回復したところをみると
やはり帰省ストレスが原因かと思う。

実際のところ、気に病んでいたほど大変ではなかった。
別に誰にいじめられるわけでもない。
田舎の人付き合いと風習に馴染みがないだけだ。


予想外の収穫は、妹たちだった。


少々苦手意識を持っていた夫の妹は
人材派遣会社の営業からエステティシャンに転身していた。
私が仕事を辞めたことを知ると即座に

「女性が仕事続けるのは、大変ですよね」 とのこと。

優秀なキャリアウーマンぽくて近寄りがたかったこの人も
何か、悩みながら働いてきたんだ・・・と思うと
詳しく話はできなかったけれど親近感をおぼえた。

たった一言で、人の印象が変わってしまった瞬間。

後から夫に送られてきたメールによると
彼女の職業は両親にあまり歓迎されていないらしい。
末っ子の妹の結納の席で
「この子の姉はフリーターのようなもので・・」 
と相手の親に伝えられたという。
ザ・田舎育ち の両親には理解しがたい職業なのかもしれない。

でも、私には理解できる。

新卒で入った保険会社は
やりがいを見いだせずに転職したらしい。
次の仕事は、連日深夜まで残業という営業職。
いくらやりがいがあっても
結婚して子供を産んで、続けていくのは難しいだろう。

そして今度はエステティシャン。
お客との対話で営業力を発揮でき女性が長年活躍しやすい職業…か。

彼女と直接話したわけではいけれど
その、考え方生き方は何となく察した。
賢明だと思った。


下の妹は
末っ子らしいのん気さがあって気軽に親しみやすかった。
婚約者にもらったというクロエの財布と一緒に、コタツで寝ていた。
私に対して、上の妹は敬語だけれど下の妹はタメ口。
その方がありがたい。


自分で選んだわけではない赤の他人と
突然家族になるというのは難しいのだろうけれど
長い人生、少しずつでも近づいていければ
その変化を楽しめるかもしれない。

単細胞

朝起きて夫を見送ったものの
足先がものすごく冷たくてこすっても温まらず
嫌になったので、また寝た。

漢方は婦宝当帰とかいうのを朝晩飲んでいる。
コーヒーは身体を冷やすらしいので出来るだけ避ける。
緑茶もそうらしいけれど、緑茶もダメと言われたら
静岡県民の誇りはどうなる、って感じ。
生姜は意識して料理に入れている。
冷たいものは極力控えるけれど、
夫がアイスを買ってきたら食べてしまう。
ビールは、先にお湯を飲んでから飲む。

いささか甘いところがあるからか
冷えが改善される気配はない。


昨日「爆笑問題のニッポンの教養」再放送を見ていたら
単細胞生物の動きが、非常に合理的だという話をしていた。
(って、はしょりすぎでわからないよね・・・。)

誠実に何かを考えてやることのみが唯一の道 と思うのは危険。
何も考えず直感で突き進む方がうまくいく場合もあるよ、という話。

自分に言われているような気がした。

これまで色んなことを考えて仕事してきたのに
何も考えずに行動しろ、という仕事に反発して辞めたのに
結局、考えないことが最善であるような日々。

“考えないようにしよう”とは思っているけれど
そう思ってしまうこと自体が、気にしているということね。

子供の名前

子供につける名前、今年の人気は
大翔と陽菜ですって。

「男の子は ひろと あるいは やまと
女の子は ひな あるいは はるな です。」

と、アナウンサー。

「不況下でも子供には大きく羽ばたいてほしいという親の願いや、
エコブームが影響しているのでは。」

って、エコブーム関係あるのかね~としばらく考えて
陽・・太陽・・太陽光発電・・!!
と勝手に納得した。


ちょっと調べてみたところ
おもしろかったのが生まれ年別名前ランキング
特に男の子の名前には時代が反映されている。

大正時代の上位は「三郎さん」・・・つまり三男が多い。
長男次男には色々選んでつけただろう名前も
三男ともなると「三番目だから三郎でいいか」となるのかしら。
子だくさんな時代だ。

昭和初期は「勝さん」「勇さん」と猛々しく、さすがに戦時中。
戦後は急に、「誠さん」「茂さん」と落ち着いた名前になる。

現在の、漢字が読めないほどの凝った名前
アイドルのような源氏名のような輝かしい名前は
平和な証拠、ということか。

イルミネーション

「来月16日って何曜日?」 とふいに夫が言う。

「なんで?」

「結婚記念日だから、週末なら外食する?」

あ・・・そうですか。

日付を聞いて、すぐに思い至らなかった。
16日って何かあった?私の退社日は15日だけど。
と、考えていたことは口に出さなくて良かった。

「レストランでもいいけど、初めてデートした居酒屋とか行く?」

と、いうのも夫の発言。
時節柄、ロマンティックな気分になっているのだろうか。


で、どうやらイルミネーションも気になるらしく
今日はご希望により御殿場・時之栖という観光地へ行って
キラキラした光のアーチをくぐってきた。

よく各地で行われている
街中に無理やりライトを取り付けたのと違って
イルミネーションのためにわざわざ作ったアーチ。
さすがに素敵に出来ている。

カップルはもちろん多いけれど家族連れも多い。
とにかくみんな目が輝いていて
その様子を見ても、ほんわかとした気分になった。

今日は富士山見ながらドライブして
アウトレットで買い物して
イルミネーション見て

わずか2年前のこの時期は
引きこもって手酌でワインを飲みながら
こういうデートを夢見ていたっけ…。

幸せな場所にこられてよかった。 

プロフィール

HN:
性別:
女性
自己紹介:
静岡市出身・在住33歳。
2歳男児の育児メインで
マイペースに暮らしてます。
週1日、美術館で事務。




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