[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
週末、前の会社の同期(男)の結婚式に参加。
花嫁はお世辞じゃなく美しかった。
会場演出も年相応に大人びた雰囲気で
センスが良かった。
それはさておき
今回私の印象に残ったのは
新郎の来賓である、社長と常務の祝辞だった。
社長曰く
「私は日頃から少子化を憂いている。
子供3人以上をノルマにしてほしい、
連チャンで頑張って…」
これには嫌悪感を覚えた。
私が産活中だから過敏なだけだろうか。
いやいや、そんなことないと思う。
花嫁は33歳。しかも看護師。
子宮やホルモン云々に特に問題はなくとも
年齢的に厳しい時期が迫っていることで
一抹の不安を感じてはいるはずだ。
上から目線の品のない言葉で
プレッシャーをかけられたら
たまったもんじゃない。
一方、常務曰く
「夫婦に必要なのは、互いを尊敬しあうこと。
相手を尊敬できる要素の一つが
それぞれが仕事に邁進している姿勢だ。
二人とも今の仕事を極めてほしい。
だから、新郎もちゃんと家事をやるように。」
これは花嫁も嬉しかったのではないか。
常務は、女性が仕事をすることを
「子育てのための生活費稼ぎ」ではなく
「夫からの尊敬に値する行為の一つ」と見ていた。
ものすごく共感できた。
先ごろ私が仕事を辞めて
ひどく憂鬱になってしまった理由はこれ。
私も、夫から尊敬される存在でありたかった。
これまで頑張って働いてきたからこそ
夫は私を対等なパートナーとして敬ってくれた という自負。
仕事を辞めた自分に尊敬される要素はあるか という疑問。
子供もなく、特別な取り柄もない自分にとって
仕事は手っ取り早く自分の存在意義を示せる手段なのに
それを辞めてしまったから…。
いつまでも互いを敬って暮らしていたい。
そのためにも自分を何とか輝かせたい。
子供を産んでも産まなくても。
結婚式に出て、改めてその思いを強くした。
COMMENT