忍者ブログ

青空の散歩記

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


さよなら本社

辞令を受けて数日
気分は落ち込んだり回復したりの繰り返しだ。

新しい仕事は主に飛び込み訪問。
建築を検討している人を探してきて
見つかったら住宅営業に情報を伝えよ というもの。

可能性少ないけど一応頑張ってみて、みたいな感じの上司。
まだ部署名すら決めてもらえず個人のデスクもない状況。
「早く元の部署に戻れるといいね」 という周囲の反応。

やはりこれは左遷なのだ…と思うにつけ
なぜ私が?という疑問と悔しさで胃が痛くなる。

今日は今までのデスク周りを片付けた。
これで8年通った会社の本社とも、さよならだ。
新部署は狭くて荷物も持ち込めないので
過去5年間に作成した販促チラシ、辞書、
入社当時、総務課だった頃のマニュアル帳まで
とりあえず車の後部座席に乗せた。

・・・

どうにも切なくなっているところ
遠方の営業所長から電話がかかってきた。
他の人への用事だったけれど、しばらく会話した。

彼は、今や所長という役職だけれど、私より少し年下。
私が総務課で採用担当していたころに出会った。
私が就職ガイダンスで会社説明をすると
学生だった彼は、的を得た質問をしてきて、賢く誠実そうな印象。
会社に帰ると早速メールを送って、試験を受けるよう勧誘した…
それが、入社のきっかけになった。

今では出世して立場も上で
そんな就職活動のことなど忘れているだろう、と思ったけれど
私の切ない異動の状況を知ると

「茜さんがせっかく採用してくださったのに
僕がしっかり売り上げないばっかりに、すみません。」

と、言ってくれた。
営業職の自分がもっとしっかりやったら
私が飛び込み訪問になんか回されないですんだのに…ということか。
そんなことを言ってくれたのは他にいなくて
それに、私が最初に採用に関わったことを覚えていてくれたのが
本当に本当に、嬉しかった。

毎日色々なことがある。
辛いことも、嬉しいことも。
どちらにしても涙が出てしまう。
PR

白紙スケジュール

辞令のことを
机を並べていた後輩に伝えると
 「それ、断れないんですか?困ります…。」
と即座に言ってくれた。
私は今、不要だから追いやられるわけではない。
上層部がそう見ているのだとしても、
実際は違うはず。そう願いたい。

母親は
「あんた、何の仕事でも大丈夫でしょう。」 とさらりと言った。
何をするのかを聞く前に(聞かれても決まっていないけど)。
ただ、車通勤になることだけを心配していた。

そんなこんなで
最初はショックを受けていたものの
次第に、意欲がわきつつある。
今まで抱えていた仕事を渡して、新しいことに取り組むチャンス。
前例がない新規部署だからこそ自由にできることもあるだろう。

今日は、新しい手帳を買った。
使用中のものがあるけれど、
もう、早めに切り替えたい気分になった。
ここから始まる真っ白な未来に
どんなスケジュールを記すのだろうか。
時間軸に仕事の予定がびっしりと埋まるのか
それとも…?
何が起こっても、とにかく前向きに、行こう。


おすそわけ

帰宅すると、
酒粕入りの豚汁と、きのこの炊き込みご飯と、ビールと
夫が待っていた。
 
酒粕で身体が温まるようにとの気遣い。
漢方薬、冷たいビール、豚汁 の順で頂く。
お湯を入れたり水を入れたり、な感じ。
 
張り切って作った夫は、
同じ社宅に住む友人に
どんぶりを持ってくるように、と電話をかけた。
友人は、奥さんがつわりで実家に帰ったまま
当分戻ってきそうにないという。
 
数分後、小鍋を持ってやってきた友人を
家に上げてビールでもてなす。
 
「あ、転勤するんだって?」 (・・・もう知ってるのか)
 
小一時間、仕事のことや子供のことを話して、
友人は鍋とタッパーを抱えて帰っていった。
子供つくろうと思ったら一度で出来た、という。
それは素晴らしい奇跡。
棚の漢方薬に気付いたかもしれないけれど、
その理由はわかるまい。
 
妊婦に近づいたら出来やすい という
おまじないなのか迷信なのか
どこかで聞いたことがあるような・・・気がする。
(あれ、生理はうつる、だったか?)
 
奥さん、早く帰ってこないかしら。

不意打ち

昨日の夕方、部署異動を言い渡された。
先般上司がいなくなったと思ったら今回は自分。
しかも市外へ通勤で、新部署で、やること詳細は未定とか。
私の他に集められる人員から察するに
 
これは、左遷か・・・。
 
およそ卒なくやってきたつもりだけれど
今の部署には要らないというわけね。
 
夫に話していると、予想通り
「頑張れ、辞めるな」と言われた。
こういう時に女友達ならひたすら共感してくれるが
男は冷静に意見を言うので頭にくる。
今の段階で辞めるという選択肢がないことなんて
頭ではわかっている。
 
 
一晩明けて今日、
「詳細未定」という仕事内容に関して
考えられる業務内容の提案書を作って上司に渡した。
自分のこれからの仕事は自分で決めてやる。 

・・・午前中は、一時的に、気持ちが高揚していた。
 
そんな折
今春寿退社していった同期が
それぞれパート就職を決めた、という話を聞いた。
扶養の範囲でやるんだと。
 
 
働くことに対する情熱を
保っていくのはなかなか大変。
 

草食系

大雨の降る朝、バス通勤は大変。
 
今朝は小学生の男の子がバスの中で
「こんなに混んでたら、降りれない~」と
突然泣き出した。
まだ乗ったばかりで、降りるべきバス停はずっと先。
周囲の大人が気を遣って、前方に押し出してあげても
まだ泣き声が聞こえた。
 
そういえば母親がバス停まで見送りに来ていて
無理やり乗せた様子だった。
バスの混み具合を見て男の子が躊躇したのだろう。
 
こういう情けない息子を持つって辛い と
他人事ながら、なんだか腹が立ってきた。
 
男の子が大人に慰められながら降りていった後
もっと小さな背丈の女の子が、
後方から人を掻き分けて現れた。
 
弱弱しい男が増殖し
女が強くならざるを得ない世の中の
縮図を見たような感じ。
 
・・・
 
「婚活」時代 の白川さんは
結婚したいなら養ってもらう意識は捨てて
女が自立して稼ぎなさい、
そうすれば男の職業や収入に左右されず、
相手を選ぶ範囲が広くなるわ
みたいなことを何かのコラムで書いていらした。
それは女性側の頑張りとして良いんですけど、
 
と同時に
 
男こそもっと強くあれ、不況の時代を打破せよ、
みたいな流れも世の中にあってもいいはずでは?
私が気付かないだけ?
 
草食系で優しいのも結構
自分で弁当作って節約するのも結構だけれど
それを微笑ましいものとするような風潮は
歓迎できない。


動悸

週末は喧嘩して
互いに改善を図ったものの
憂鬱な気分は度々再発。
胸の動悸を抑えきれずに朝を迎えた。
食パン、半分しかのどを通らないだなんて
我ながら驚いた。
 
ボタンを掛け違うと
一つ飛ばしてうまく留めたつもりでも
違和感は残るというわけだ。
誤ったところまで、外してしまわなければ。
 
しかし、夫の言動の(後から考えれば)些細なことに
強いショックを受けたり
脈が以上に速くて呼吸困難になるのは
更年期障害みたいなものか?
女性ホルモンが足りていないんではないか?
 
30歳目前にして
身体のほころびを感じつつある。
あらゆるところが心配になってくる。
 


残業時の夕飯

今週は仕事がちょっぴり忙しいので
いつもより帰りが遅かった。
夫に夕飯を待っていてもらうのは心苦しい
というか、帰ってから作るのめんどくさい・・・
 
と思っていたら
 
帰宅すると夫がモツ鍋を作っていた。
別の日にはカレイを煮付けていた。
 
えらいぞ!
 
久しぶりに残業が続くと疲れてしまって
夕飯後にダウンすると
皿も洗ってくれた。(これはいつも)
2日連続で。
 
さすがに何から何まで申し訳ないので
3日目の昨夜はちゃんと皿を洗って
その後、今日に備えてブリ大根を煮た。
 
独身の頃も料理は一応していたけれど
ブリ大根なんて、一人では絶対作らなかった類の料理。
食べてくれる人がいるからこそやる気になれる。
 
で・・・
やっぱり今日も
、仕事が終わらない。
でも夕飯作ってあると気が楽だなぁ。
心置きなく、もうひと頑張りしよう。

 

プロフィール

HN:
性別:
女性
自己紹介:
静岡市出身・在住33歳。
2歳男児の育児メインで
マイペースに暮らしてます。
週1日、美術館で事務。




我が家の絵本棚

最新コメント

[10/15 茜]
[10/15 芳春]
[05/17 芳春]
[03/16 芳春]
[02/23 茜]

バーコード

リンク

最新トラックバック

<<前のページ  | HOME |  次のページ>>
Copyright ©  -- 青空の散歩記 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Powered by [PR]
/ 忍者ブログ