今週、うちのおじいちゃんが亡くなりまして
ようやく落ち着きました。
先月突然運ばれて入院するまでは、
自分でカブに乗って透析に通っちゃうような
身体悪いんだかなんだかわからないような
とりあえず、最期まで頭はしっかりとした気丈な人でした。
大動脈が切れて手術して1カ月、
そのまま逝ってしまってもおかしくないところ
一時は病棟内を歩くまでになったけれど
寒くなるにつれて肺炎にかかって弱って…
うちの母が館長を務める博物館が
オープンするまで待っていたかのように
その日、母が仕事を終えて病院へ行った数時間後に
旅立ってしまいました。
私はちょうど退社ところだから
じいちゃんが病院を出てきたら
ばあちゃんを助けて介護生活かな、
赤ちゃんと並べて寝かせてでも面倒見てやる
と、密かに気合を入れてたんだけれども
家族に苦労をかけない人でした。
欲を言えば
あと3カ月頑張ってほしかったんですが。
俺のことはいいから
赤ちゃんに集中してしっかり育てろよ
ってことなんでしょうかね。
斎場で亡くなった顔を見た後に
産院へ行って検診を受けたけれど
赤ちゃんは実に順調に育っていて
ほっぺたが、ぷっくりしてたよ。
85年で消えていった命、
あと3カ月で産まれてくる命。
どちらも本当にありがとう。
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